こんにちは、アサイジローです
キッチン横のゴミ置き場がひどい状況だったので、分別できる大きめなゴミ箱を作ってみました
OSB合板を使って、ぱっと見はゴミ箱とわからないおしゃれな感じにしたつもりです
DIYでゴミ箱を作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
(すみません、今回ふた(蝶番)の取り付けで大きなミスをしてしまったので、作り方の順番や説明がちょっとわかりづらいかも…)
手作りゴミ箱の完成形
新築にもかかわらず、1年以上このような乱雑な状態でした
一応これでも整理したんですよ、写真撮るってことで
でも、整理してこれです
オムツはいっぱいになってくるとふたが閉まらないので、夏場は特にこうばしい臭いを発していました
ゴミ箱を作ったら見違えるようにスッキリ!
オムツの臭いともさよならです
ふたは開けるとギリギリ壁に立てかけられます
ただし、もたれかかる角度が浅いのでちょっと不安定
ちゃんとたてかけないと勢いよく閉まることがあるので要注意です
(小さい子供にはちょっと危険なのでどうにかしないといけないなぁと思いつつそのまま…)
開けると中はこんな感じ
左から順に説明すると…
一番左の45リットルの袋は、こんな感じに木枠に袋をかぶせて使います
DIYのゴミ箱でよく見る手法です
真ん中左の10リットルの手提げ袋は、L字の木材に手持ち部分を引っ掛けて使います
隣のプラスチックのゴミ箱は、紙ゴミ用に別途Amazonで購入
なかなか合うサイズがなくて見つけるのに苦労しました…
一番右の30リットルの袋(オムツ用)は、臭い防止のために内蓋付きにしました
二重でふたをすることになるので、外に臭いが漏れることがなくなります
袋の設置は45リットルと同じく木枠式です
手作りゴミ箱の完成サイズ
キッチン横の壁のサイズに合わせて作りました
ふたは少し前に出っ張っており、開閉時に手がかかりやすいようになってます
実はこれ、ミスからの偶然の産物なんです(後述)
当初はふたの上部に取っ手をつけるつもりでした(結果、取っ手じゃない方が使いやすいので結果オーライ)
手作りゴミ箱の材料(木材)
※サイズはあくまでも参考で!
OSB合板(9mm厚)
ホームセンターで下記のサイズにカットしてもらいました(中蓋のみ端材から自分でカットしています)
※ホームセンターによっては、OSB合板はカット不可な場合もあるので要確認
①天板(ふた) 807mm×359mm 1枚 ➡︎ 807mm×375mm 1枚
②底板 807mm×368mm 1枚
③前板 807mm×530mm 1枚
④先板 807mm×539mm 1枚 ➡︎ 807mm×530mm 1枚
⑤側板 350mm×530mm 4枚
⑥中蓋 182mm×347mm 1枚(端材から自分でカット)
ただし、途中でミスが発生しているので(後述)、天板(ふた)と先板のサイズを修正しています
たぶんこれで最初からうまくいくはず!
2×2材
こちらもホームセンターで下記のサイズにカット済みです
⑦140mm 2本
⑧230mm 2本
⑨275mm 2本
⑩345mm 4本
⑪390mm 4本
⑫490mm 4本
L字の木材
こちらは自分で下記のサイズにカットして使いました
⑬85mm 2本(自分でカット)
手作りゴミ箱の作り方
途中ミスがあったせいで、作り方の順番が前後する箇所があります
なので、一度最後までざっと目を通して全体を把握してから作ることをおすすめします
組み立て①(躯体作り)
まずはビスでOSB合板に2×2材を固定していきます
こちらは30リットルの袋用です
OSB合板(⑤側板)の両端に下合わせで2×2材(⑪)をビスで固定
これを2つ作ります
ビスはOSB側から3箇所くらい打ってます
こちらは45リットルの袋用です
先ほどと同じ要領でOSB合板(⑤側板)に2×2材(⑫)をビスで固定します(袋の大きさの違いで、2×2材の長さを変えています)
これも2つ作ります
ビスはOSB側から4箇所くらい打ってます
ビス打ちはすべて下穴をあけてます
今回は皿取りやビス隠し(ダボ埋め)はしていません
作ったものをゴミ箱の完成形で配置するとこんな感じ
次に真ん中のOSB同士を2×2材をビス打ちして前後2箇所繋げます
これがこの後固定するL字木材の土台になります
↓固定はクランプがあると便利です
L字木材の取り付け
L字木材をカットします(85mm×2本)
カットしたL字木材を先ほどの土台にクランプでしっかり固定してビス打ち(こちらのクランプは100均です)
ビスは左右真ん中の3箇所打ってます
割れやすいので要注意!下穴必須&細めのビスで慎重に
(それでも私はちょっと割れました…)
こんな感じで向かいあわせに2つ固定
隣にはプラスチックのゴミ箱がくるので、その分端によせて固定しています
組み立て②(側面・底面固定)
ビスでOSB合板(④先板)を固定
OSB側から2×2材にビスを打って固定しています
先板が少し上に出っ張ってますが、後述するミス故なので気にしないでください
出っ張ってないのが正しいです
②底板もOSB側から2×2材にビスを打って固定
2×2材同士をビスで固定して、ゴミ箱をかける木枠を作ります
左(45リットルの袋用):⑩345mm & ⑧230mmm
右(30リットルの袋用):⑩345mm & ⑦140mm
ちなみに、袋破れ防止のためにヤスリがけで角を少し丸めてます
木枠を仮置きして、L字木材を固定した真ん中の工作物の位置を決めます
位置が決まったらOSB側から2×2材にビスを打って固定
③前板もビス打ちで固定したら
ここまで完成!
実は途中でビスを打ち間違えて穴が空いちゃったんだけど、OSBの木屑とボンドで埋めてヤスリがけをしたら、いい感じにわからなくなりました
塗装してニスを塗ったらさらにわからなくなります
蝶番の土台作り
本来の私が作った順番とは異なりますが、後述するミス故に説明の順番を変えています
そのため、すでに本体が塗装済みになっていますが塗装されていない状態が正しいです
OSB合板(①天板(ふた))の端を細長くカットして、蝶番の土台を作ります
今回は幅を17mmくらいでカットしていますが、使用する蝶番によって変わってきます
使用する蝶番の端から真ん中(可動部分)までの長さになるようにカットしてください(右の写真参照)
私はのこぎりで切りましたが、この長さをのこぎりでまっすぐ切るのは結構大変
なので、ホームセンターでカットできるならお願いしちゃった方がいいです(この細さをカットしてもらえるかはわからないけど)
ちなみに蝶番は楽天で↓こちらのアンティーク調のものを購入しました
細長くカットしたOSBを釘で固定していきます(この釘は100均)
幅が狭く、ビスだと割れそうなので釘を使用しました
隙間ができてしまったので、ダイソーのウッドパテで埋めます
(この隙間、後述するミス故にできてしまったものなので、正しく作れば隙間はできないかも)
100均のスポイトに入れて隙間に注入
付属のヘラでならします
この先の塗装&ニスでだいぶ目立たなくなります
ヤスリがけ
塗装前に全体をヤスリがけ
角は丸めて、平面部分はサンダーで入念に
OSBは薄い木片の集合体なので、触ると結構トゲトゲしていて危険です
しっかりとヤスリがけしてウレタンニスを重ね塗りすることで、子供が触っても大丈夫なようにします
塗装&ニス塗り
和信ペイント「水性オイルステイン(オールナット)」を塗っていきます
少し水で薄めて塗りました
中は塗らずに外だけ二度塗りしました
塗装前と比較するとこんな感じ
和信ペイント「水性ウレタンニス(つや消しクリヤー)」を塗っていきます
トゲ防止のため丁寧に重ね塗り
外は4度塗り、中も一応2度塗りしました
内蓋作り&補強等
底裏にセリアのキズ防止フェルトを貼付
合間に、カットしたOSB(182mm×347mm)にセリアのアンティーク取っ手をつけて、オムツ袋用の内蓋を作ります
こちらもヤスリがけしてニスを塗ってます
30リットルの袋の方は2×2材を短くしているので、矢印の部分がビス打ちできてません
繰り返しになりますが、先板が少し上に出っ張っているのは後述するミス故なので気にしないでください
出っ張ってないのが正しいです
強度的にちょっと不安なので、セリアのミニステーで2箇所を補強しました
ミス発覚〜ミス修正(ここは読み飛ばしちゃってもOK)
ここまで何度も話に出てきた例のミスがこちら
この項目は飛ばして次の【蝶番の取り付け】まで進んじゃってOKですが、
どんなミスか気になる方はぜひ読んでみてください
ふたを取り付けようと蝶番を仮置きしたらなんか違和感
ん?これだと開かないんじゃ…
わかります?
そう!開閉部分(写真左の白い縦線)が蝶番の真ん中(可動部分)にこないとうまく開かないんです
極端に言えば写真右のような状態じゃないと開かなくなります…
やっちまったー!
てことで、修正します!
まずは余ったOSBを細長くカット
(すでに説明済みですが…)
長さはふたと同じで、幅は蝶番の端から真ん中(可動部分)までのサイズです
今回は幅を17mmくらいでカットしてます
次に元々蝶番をつけようとしていた先板の出っ張りもカットします
のこぎりで切ったので多少曲がったけど、まぁいいでしょう
(この曲がりによって前述した隙間が発生しました)
その上に細長くカットしたOSBを仮置きし、蝶番も置いてみる
うん、大丈夫そう!
てことで、本来の私が作った順番であれば【蝶番の土台作り】の項目に移行します
以上で、ミス発覚〜ミス修正は終了です
失敗から学ぶことが多い!
蝶番の取り付け
いよいよ蝶番を取り付けます
ふたを配置して…
ミスったおかげ(?)で蓋が前方にずれて、開閉する際の取っ手代わりになりました
試しにふたを開閉してみたら、閉めたときに木材同士がぶつかり結構大きな音が…
てことで、ふたの内側上下にセリアのキズ防止フェルトを貼って緩和させました
完成
完成です!
家の雰囲気にもあってていい感じ(自画自賛)
途中ミスもあったりでだいぶ時間はかかったけど、大満足なゴミ箱が完成しました
高さがちょうどいいのか、今では子供の遊び台としても大活躍
ゴミ箱が大変使いづらくなってます…笑
以上、分別できるゴミ箱の作り方でした!
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